静かな人が、鍵を握っている

誰かを立てることができる人は、美しい。
自分の手柄よりも、相手の成長や輝きを願う。
そんな「謙虚な人」は、どんな場にも安らぎと秩序をもたらす。

けれど、ときに——
どれだけ相手を立てても、物事が動かないことがある。
なぜなら、前に立つべき人が「あなた自身」だからだ。

謙虚な人ほど、自分を抑えて周囲を支えようとする。
でも、本当に大切なのは「支えること」と「動かすこと」のバランス。
誰かを尊敬しながらも、自分の内にある力を閉じ込めすぎてはいけない。

もしかしたら、あなたが感じている“もどかしさ”は、
「あなたがキーパーソンである」というサインなのかもしれない。

謙虚であることと、前に出ることは矛盾しない。
静かなリーダーシップという形もある。
本当の謙虚さとは、「必要なときに、自ら動く勇気」を持つこと。

あなたがその一歩を踏み出すとき、
世界はそっと動き出す。

いつもお目通しいただきありがとうございます。

投稿者プロフィール

速水恭子
速水恭子くれたけ心理相談室(広島支部)心理カウンセラー
皆様がお健やかで穏やかに日々お過ごしになれますよう願っております

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