光の海と星空のあいだで

くねくねとした山道を運転して登っていく。
街の灯りが少しずつ遠ざかり、
暗闇と静けさが近づいてくる。

頂上にたどり着くと、
眼下には宝石箱をひっくり返したような街の夜景。
きらきらと輝きを放っている。

そして、夜空を見上げると——
そこには無数の星が瞬いていた。

下にも光。
上にも光。
そのあいだに、
確かに“生きている”私たちがいる。

悲しいことも、うまくいかないこともある。
けれど、こうして息をして、
この景色を美しいと感じられる心がある。

生きているからこそ楽しいと感じられることがある。

いつもお目通しいただきありがとうございます。

 

投稿者プロフィール

速水恭子
速水恭子くれたけ心理相談室(広島支部)心理カウンセラー
皆様がお健やかで穏やかに日々お過ごしになれますよう願っております

コメントはお気軽にどうぞ