人ひとりが抱えられる容量を、静かに超えるとき

責任ある立場にいる人ほど、
限界を超えてでも踏ん張らなければならない瞬間がある。

自分が倒れれば、
判断は止まり、
組織は揺らぎ、
その先には社員と、その家族の生活があることを知っているから。

だから簡単に
「もう無理だ」とは言えない。

けれど同時に、
自分の心身が不健康なままでは、
誰かを守り続けることはできません。

人ひとりが抱えられる容量には、
確かに上限があります。
それを知り、整え、管理することは、
弱さではなくトップとしての責任です。

自分を健全に保つことは、
逃げでも、甘えでもない。
それは、
社員とその家族の未来を守り続けるための、
最も現実的で、誠実な選択なのだと思うのです。

いつもお目通しいただき、心より感謝申し上げます。

投稿者プロフィール

速水恭子
速水恭子くれたけ心理相談室(広島支部)心理カウンセラー
皆様がお健やかで穏やかに日々お過ごしになれますよう願っております

コメントはお気軽にどうぞ