不器用さの中に隠された深い愛

気の利いた言葉が出てこないときもあります。
上手に寄り添うことも、
タイミングよく労うこともできない。

それでも
相手の状態を気にかけ、
必要以上に踏み込まず、
離れすぎることもなく、
その人なりの距離感で関わり続ける。

不器用さの奥に、
言葉にならない思いが隠れていることを、
私たちはときどき感じ取ることができます。

同僚として。
上司として。
部下として。
そして、家族として。

完璧な振る舞いよりも、
器用なコミュニケーションよりも、
「相手を思い続ける姿勢」に
心が救われる関係があります。

不器用であることは、
未熟さではなく、
深い愛の、静かな表現なのかもしれません。

いつもお目通しいただき、心より感謝申し上げます。

投稿者プロフィール

速水恭子
速水恭子くれたけ心理相談室(広島支部)心理カウンセラー
皆様がお健やかで穏やかに日々お過ごしになれますよう願っております

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