読み聞かせ
子どもと並んでお布団の中
仰向けになり絵本を読む
感情込めて登場人物の会話文を読み進めていく
抑揚付けてナレーション
何冊も何冊も…
瞳を輝かせて熱心に見聞きしてくれる
読み聞かせをしながら子どもが眠りに落ちてくれるのが
ドラマのシーンのような理想形
現実は時として似て非なるもの
10冊を超える頃 ちらと様子を見るが
眠気とは程遠い はっきりとした瞳がこちらを注視
子どもが本好きなら終わるわけにはいかない
気を取り直して再び読み始めるのであるが
だんだん読むスピードは速くなり
感情込めていたはずがフラットになり…
そろそろ眠る?…と心の声が…
二度目 ちらと見る
…変わらず可愛らしい瞳がこちらを注視…
もはや根比べ
そして…音を上げるのは母
そろそろ眠ろうか…
(笑)
案外すんなり受け入れる子ども
…良かったのか‼
(笑)
読み聞かせは大好きで子どもとの楽しい癒しのひと時であったが
同時に疲れて早めに休みたい母の葛藤であった
読んだ読んだ
結構読んだ
たくさん読んだなあ
豊かな心を持つ大人であってください
懐かしい尊い想い出である
Hiroshima Kyoko Hayami
くれたけ心理相談室 広島支部
速水恭子
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