1.共感 ーその苦しさはあなただけのものではありませんー
・配偶者との会話がかみ合わない。
・理不尽な態度に戸惑う
・「私が悪いのだろうか」と自分を責めてしまう
・相手は変えられないからと、自分側だけでなんとかしようとして次第に疲弊していく
理不尽なすれ違いに疲れたあなたへ―心を取り戻すためにー
2.背景の理解
・パートナーがASDの特性を持つ場合
・人格特性により共感性が乏しい場合
・ソシオパス・サイコパス傾向により感情的に振り回される場合
こうした背景があると、相手との関係は「努力で解決できない困難」を含んでしまいます。
そのため、自分のせいではないのに苦しいという状況が起きやすいのです。
3.苦しさの影響
・長期に渡る疲弊
・カサンドラ症候群に陥るリスク
・孤独感や無力感の増大
それらは心に深い影を落とします。
4.カウンセリングでできること
・安心して話せる場を持つこと
・自分の気持ちを整理し、心を回復させること
・相手との距離の取り方、対応の工夫を見つけること
・「未来を選ぶ力」を取り戻すこと
5.あなたの心に、もう一度希望の灯を灯すために
あなたが抱えてきた苦しみは、決して小さなものではありません。
ですが、その重荷をひとりで背負う必要はありません。
カウンセリングを通して、
「もう一度、自分らしく生きる力」を取り戻すことは可能です。
*カサンドラ症候群 正式な診断名ではありませんがASDの特性を持つ(家庭や職場の)パートナーとのコミュニケ―ションに困難があり次第に疲弊し心身に不調をきたす状態を指します。
*DMSーV (2013)神経発達症群 ASD ADHD