眠れぬ夜が教えてくれた介護の尊さ

連続で高齢者の夜間の対応、見守りをし、ほとんど眠れませんでした。
暗闇の中で認知力の低下や混乱を間近に感じ取り、
言葉ではなく体験から学ぶことがたくさんありました。

介護は「昼」と「夜」でその表情を変えます。
日中は笑顔で会話できる方も、夜になると不安や混乱に揺れ動きます。
その姿を前にすると、人間の尊厳や繊細さ、そして支える人の大変さが胸に迫ります。

必ずしも思う通りには動けない。その虚しさや痛みも含めて理解し学んでいく
経験は宝だと思うのです。

眠れぬ夜を越えて見えたのは――
「人を支えることは、簡単ではない。でも、だからこそ尊い」
という真実でした。

疲労の中でこそ光るものを、今日も胸に抱きたいと思います。

いつもお目通しいただきありがとうございます。

投稿者プロフィール

速水恭子
速水恭子くれたけ心理相談室(広島支部)心理カウンセラー
皆様がお健やかで穏やかに日々お過ごしになれますよう願っております

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