選ばれなくても、光を放っている
勝負の世界では、
「結果」がすべてのように見える瞬間があります。
けれど、私の目にはいつも、
光の当たらない場所で、
誰かを支え続けている人たちの姿が映ります。
ベンチに入れなかった選手。
試合に出られなかった部員。
チームのために黙って裏方に回り、
荷物を運び、水を準備し、声を出して仲間を励ます人たち。
彼らの努力は、
数字にも記録にも残らない。
けれど――その存在がなければ、
チームは本当の意味で「強く」なれない。
私はいつも思うのです。
「選ばれなかった」という事実は、
その人の価値を測るものではない。
選ばれなかった人の中にこそ、
人を支える力、
人を想う優しさ、
そして静かな誇りがある。
それはスポーツの世界だけでなく、
仕事でも、家庭でも、同じだと思う。
誰かの成功を、心から祝福できる人。
自分の悔しさを、力に変えられる人。
そんな人は、表には出なくても、
確かに“チームの魂”になっている。
そして、そういう人を見つけ、
その光を讃えたい。
それが、私のカウンセラーとしての想いです。
見えない努力、見えない優しさ――
そのすべてが、この世界を支えている。
誰にも見えない場所で頑張っているあなたへ。
その姿を、見ている人がここにいます。
いつもお目通しいただきありがとうございます。
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