心の奥でそっと揺れるもの
ふとした瞬間、胸の奥で小さな波が立つことがある。
それは喜びとも悲しみとも言えない、あいまいで、けれど確かに存在しているもの。
言葉を探しても、どこにも当てはまらない感覚。
名前がついていないからこそ、かえって純度が高いのかもしれない。
分類もできず、誰かに説明もできない。
誰かと分かち合えなくても、ただそこにある。
宝物のように輝きを放つ。
いつかぴったりの言葉が見つかる日を待ってもいい。
けれど、言葉にならないまま大事に抱いておくのも素敵だと思う。
名前のない感情を味わうことは、人生の奥行きを感じるひとときだから。
いつもお目通しいただきありがとうございます。
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