迷いは弱さではありません

「私は誰なんだろう」
「このままの自分でいいのかな」
そんな問いに揺れることは誰にでもあります。
とくにLGBTQIAの方や、仕事や人生の転機に立つ方はより深く自分らしさを模索することがあるでしょう。

実はその迷いは、あなたが 自分らしく生きたい と真剣に願っている証拠なのです。

アイデンティティとは
心理学では、アイデンティティを
「私は私である」という感覚
と説明します。

日本語では「自我同一性」とも呼ばれ

・自分をどう理解しているか（価値観・信念・興味関心）
・他者からどう受け止められているか
・社会でどんな役割を果たしているか
・過去と未来を繋ぐ一貫性

これらが組み合わさって「自分らしさ」を形づくります。

それが揺らぐとき

・誰にも理解されない気がする
・自分の存在意義が分からない
・周囲に合わせすぎて、自分が空っぽに感じる

心理学ではこれを「アイデンティティの危機」と呼びます。
苦しい状態ですが、決して異常ではなく、人生のプロセスのひとつです。

アイデンティティが整うと

・自己肯定感が高まり、自分に自信を持てる
・人との関わりに安心感が生まれる
・人生の方向性や目的を見つけやすくなる

つまり「自分らしく生きる力」が育っていきます。

あなたへ

アイデンティティは、一度確立したら終わりではなく、人生の節目ごとに揺れ動くもの。
だからこそ、安心して立ち止まり、語り合える場が必要です。

カウンセラーとして、何より あなたの声に耳を傾け寄り添う存在 で在りたいと思っています。
もし今、あなたが「ひとりでは抱えきれない」と感じているなら
心の中で言葉にならない迷いや不安を抱えているなら
どうぞ、そのままの思いをお話しください。

必要な時に、必要なだけ。
ここでの対話が、あなたの「自分らしく生きる一歩」につながります。

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アイデンティティ ー自分らしさを探すあなたへー