心理学者ホーンとキャッテルは、人の知能を大きく2つに分けました。
「流動性知能」「結晶性知能」です。

流動性知能

流動性知能とは、物事を素早く理解し、論理的に考えたり、新しい問題を解決する力です。
10代〜20代中頃をピークに、その後は少しずつ変化していくとされています。

結晶性知能

結晶性知能は、人生の中で培ってきた知識や経験をもとに判断し、豊かな思考を形づくる力です。
年齢を重ねても衰えにくく、むしろ学びや経験を通して育ち続けることができます。

結晶性知能は「加齢とともに緩やかに発達する力」とも言われています。
思いやり、洞察、言葉の深みなど――年齢を重ねるからこそ増していく力でもあります。

その力を育てる方法のひとつは、

知的好奇心や挑戦心を持ち続けること

小さな「やってみたい」が心を刺激し、脳と心を健やかに保ちます。

高齢期を迎えることは「衰え」ではなく、

発達の質的な変化を楽しむ新しいステージ

学びや喜びを大切にしながら、
心豊かに人生を重ねていけますよう願っています。

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